明治大学校友会千葉県西部支部の2017年度総会が6月18日(日)、船橋グランドホテルで開催され、約130名の会員が参加されました。
当初の案内状での開催時間が手違いで1時間繰り上がるということがありましたが、第1部の総会では事業報告、計画、収支決算、予算の各議案が承認され、役員及び代議員選任、会則の一部改正についても承認されました。また、明治大学財務担当常勤理事の中里猛志様と校友会本部副会長の富樫芳勝様より祝辞をいただきました。
第2部の公開講演会では「一般財団法人wni気象文化創造センター」の三枝茂氏より、「砕氷船SHIRASEの活躍と保存」というテーマで講演をいただきました。
SHIRASEは1956年に始まった日本の南極観測で活躍した初代「宗谷」、2代目「富士」に続いた3代目の南極観測船、砕氷船でしたが、2008年に退役して、2010年より船橋港に係留されています。退役後、保存は困難ということで一旦はスクラップが決定していたのが、㈱ウェザーニュースにて購入され、その後「一般財団法人wni気象文化創造センター」へ所有権移行となったということでした。
砕氷船が一般の船舶と違ってどのような特徴があるか、またSHIRASEが南極渡航歴25回で昭和基地への接岸回数が24回、氷を割るために前進後進を繰り返すチャージング回数は3万回を超えるなど、南極観測でどのように活躍したのかなど詳しくお話頂きました。
現在は「サッポロビール千葉工場」とのコラボレーションツアーや「チャレンジングSHIRASE」という体験型のイベントなどを通じて地域と連携しての様々な取り組みを行っているそうです。
第3部は懇親会で会食、懇談している中で、船橋の民族芸能「ばか面おどり」を地元の「ばか面おどり交流会」の皆様より演じていただきました。
地元船橋以外の方にはおそらく初めてご覧になったのではと思いますが、様々な愉快なお面を付けた踊り手が剽軽な身振り手振りで踊り、大変楽しいアトラクションでした。
最後は恒例の明治大学校歌を皆で輪になって肩を組んで歌い、エールで終わりました。
2017年度千葉県西部支部総会写真アルバム
2017年度千葉県西部支部総会資料
千葉県西部支部だより第13号2017年夏
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